MindMap Gallery イシューからはじめよ
本を要約してみました。まだ読んだことのない方は考え方の全容をある程度知るために、また、一度読んだことのある方は復習がてらお使いください。なお、こちらは前編です。
1984 - George Orwell
How to Learn Things Effectively
Building a StoryBrand - Clarify Your Message So Customers Will Listen
EVERYTHING IS FIGUREOUTABLE
Flip the Script - Getting People to Think Your Idea is Their Idea
HOW TO BE A CAPITALIST WITHOUT ANY CAPITAL
FREE TO FOCUS - A Total Productivity System to Achieve More by Doing Less
INDISTRACTABLE - How to Control Your Attention and Choose Your Life
LEADERSHIFT - The 11 Essential Changes Every Leader Must Embrace
NINE LIES ABOUT WORK - A Freethinking Leader's Guide to the Real World
イシューからはじめよ
序章:最低限の努力で。
インプットは生活費みたいなもので、会社でいうと経費みたいなものだ。 労力は少しでも少ないほうが良い。
経費をかけまくって成果を上げようとすることは犬の道。
イシュー度と解の質とは?
「自分が思いついた問題の中で、本当に答えを出す価値のあるものは何でしょうか」と上司に聞く。
どれだけ変化を起こせるのかが大事なのならば、ホールピペットの扱い方を変えるという点で、かなり大事なことになるのでは。またそのズレが、そのように影響するのかも大事な気がする。
「頭はよいが、反応がデジタル的で深みがない」。これはまるっきり僕じゃないか。頭が良いことを除けば。だから、帰りのチェックでも何も言えず、ただの徒労感で終わっていたんだな。
ロジカルシンキング、フレームワーク思考法。たくさんのやり方がある。僕はどれが一番いいのかずっと考えて(悩んで)いた。完璧主義になっていた。しかし、これら全て誰かにとって大事ではあるが、僕にとって大事かは分からない。しかし、自分の傾向を知っていれば、分かることもある。ただ、行動する事によって、今の傾向が変わってしまう、そもそも傾向を思い違えているということもあるが。という風に。
1章:イシュードリブン
本当に必要なのかを頼れる人に聞いてみる。経験がないのに考えるのは難しい。読書してないのに読書法ばっかり考えていても埒が明かない。水泳の本だけを読んでも、泳ぎ方はマスターできないように。やってみないとわからないことがたくさんある。
イシューを強引に立てる
1.イシューに答えを出す。
設問「どうなっているか?」を仮設「こうじゃないのか?」に。
2.必要な情報・分析すべきことが分かる
仮設で明確になっていないこと自体や何が明確になっていないかを知る。そうすることで本当に必要な情報や分析が分かる
3.分析結果の解釈が明確になる
仮説により、出てきた結果が十分かそうでないかが分かる。
何はともあれ「言葉」にする
メモの魔力で言いたかったことはこれかな。メモを書きまくることはちょっと恥ずかしいけど、やっぱり大切なことだった。
イシューの見極めと仮設の立て方
言葉にするときのポイント
1.主語と動詞を入れる
2.WhyよりWhere,What,How
Where:どちらがいいか?、どこを目指すべきか?
What:何を行うべきか?、何を避けるべきか?
How:どう行うべきか?、どう進めるべきか?
3.比較表現を入れる
AよりもB
よいイシューの3条件
①本質的な選択肢である
それからの行動が変化する選択
②深い仮設がある
常識を否定する
新しい構造で説明する
共通性の発見
関係性の発見
グルーピングの発見
ルールの発見
③答えを出せる
ファインマン
テクノロジーギリギリの調査、トネガワ
問題の1%程しかない
イシュー特定のための情報収集
①一次情報に触れる
②基本情報をスキャンする
数字
問題意識
フレームワーク
③集めすぎない・知りすぎない
集めすぎ:それ以上やっても実用的な情報は増えない
知りすぎ:「自分ならではの視点」が無くなってしまう
イシューが見つからない時
1. 変数を削る
2. 視覚化する
3. 最終形からたどる
4. 「So What?=だから何?」を繰り返す。
5. 極端な事例を考える
2章:流れを明確化するために
イシューを分解し、ストーリーラインを作る
ストーリーラインと絵コンテ
MECE(ミーシー)
ダブりもなくモレもない
ストーリーラインを組み立てる
1.必要な問題意識・前提となる知識の共有
目的・背景・原理
2.カギとなるイシュー、サブイシューの明確化
実験の説明・実験操作
3.それぞれのサブイシューについての検討結果
実験結果
4.それらを統合した意味合いの整理
考察
ストーリーラインは変化して、磨かれていくもの
1.立ち上げ段階
目的意識
2.分析・検討段階
仮設の検証の明確化
3.まとめの段階
2つのストーリーラインの型
Whyの並べ立て
空・雨・傘
ピラミッドの形
3章:流れを見やすく
絵コンテ:分析イメージ作り
どんな結果がほしいのか、であり、どんなデータが取れそうか、ではない。
軸を整理する
どのような軸でどんな値を比較するか。
分析とは何か。
分析とは比較。比べることである。
定量分析の3つの型
1.比較
2.構成
3.変化
数字が入ったイメージを作る
方法を明示する
読書目的
頭の混乱、考えすぎて何も出来ないくせが治ると良いな。 それに、考えるだけ考えてはいるけど、全く意味のない分析とかばっかりしてしまうくせを直したい。
どんな考え方でいれば、効果のある分析ができるのか。根拠を持って話すことができるようになるのか。
決断疲れがなくなるのでは。例えば今回のスマートウォッチの件でも、イヤホンの件でも。トライアルでの買い物もそうではないだろうか。