マインドマップギャラリー 構造塾準1級
安心して取得できる家構造塾準1級
2023-05-03 04:34:58 に編集されました安心して取得できる家 構造塾準1級
第1条(目的)
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、 国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資すること を目的的とする
耐震等級平成8 (1996)年4月スタート
耐震等級1(仕様規定) の要求性能
百)構造躯体の「倒壊防止」 倒壊、崩壊等しない程度
気象庁の震度階で 震度6強から震度7程度
十)構造躯体の「損傷防止」 損傷を生じない程度
気象庁の震度階で震度5強程度
①仕様規定
1. 壁量計算
簡易な構造安全性確認
確認申請時に提出 義務がない四号特例
構造検討不要と勘違い
耐震性能不足の木造住宅
2. 四分割法
壁の配置バランス
耐力壁はバランスよく配置する
・足を広げて踏ん張る→四分割法、両足の体重を均等にする→壁率比
充足率側端部分の存在壁量÷側端部分の必要影量
充足率>1.0
チェック
小さいほうの壁量充足率÷大きい方の壁量充足率=壁率比
壁率比≧0.5
太陽光パネルを設置する場合、四分割法にて偏荷重の簡易設計を行う
偏荷重の簡易検討
・太陽光パネルを(屋根全体に)載せた状態で設計
→軽い屋根は重い屋根、重い屋根は係数割り増し(x1.2程度)
・偏荷重なしの四分割法で壁率比0.6以上を目指す
3. N値計算
4. 令46条壁量計算の充足率1.5倍(耐震等級3相当)は耐震等級3ではない︕︕
②性能表示計算
耐震等級
1
命を守る/住み続ける性能はない
耐震基準強度
2
1.25倍
3
1.5倍
震度7でも「損傷防止」性能が証明された(2016年熊本地震にて)
風圧等級
③構造計算
許容応力度計算
設計の優先順位
基本性能
耐震性能
耐震等級3
断熱
断熱等級5・HEAT20 G2
C値0.5以下
日射遮蔽・日射取得
機能性
使いやすい間取り
カッコイイデザイン
級認定講座テキスト 「構造計画」
意匠設計 構造ルール 自己満足はコストアップ
直下率の悪さ
太い梁
基礎区画ができない間取り
ルールに基づいた意匠設計
コストダウン
正常な構造計算
吹抜け大開口/正しい自由度
絶対ルール
絶対ルールとは、緩和計算にかかる時間やコストを節約したいから
【絶対ルール】構造区画:四隅に柱、四隅の柱直下には柱
柱と横架材で囲まれた箇所に
・構造区画短辺は柱を対に配置する
【絶対ルール】構造区画を囲うように耐力壁線を配置
・耐力壁は1Pごとに柱を建てて構成する
・耐力壁線両端部には、長さ90cm以上の耐力壁を設ける
・耐力壁線長さに対する耐力壁割合は25%以上とする
・耐力壁線長さに対する開口部割合は75%以下とする
・耐力壁線上の開口部最大幅は4m以下とする
・開口部両端部には、長ささ90cm以上の耐力壁を設ける
・構造区画内部の袖壁は耐力壁としない
・耐力壁は上下階揃えるか、市松状に配置する
・耐力壁両端柱の下階には柱を設ける(梁上耐力壁原則禁止)
補足説明
壁倍率根拠
層間変形角 δ/h=1/120
筋かいの特徴
壁倍率2倍
許容応力度 引張2.5倍
許容応力度 圧縮1.5倍
【絶対ルール】構造区画ごとに水平構面を設ける
【絶対ルール】構造区画ごとに基礎梁区画(スラブ区画)とする
*その他ルールに関しては、構造計算により緩和可能です
壁の配置バランス
柱頭柱脚の接合
・高倍率で長さの短い耐力壁は、大きい引抜力が発生するので極力避ける
水平構面
【絶対ルール】構造区画ごとに水平構面を設ける
水平構面から考える場合は、平面上、幅方向L及び、 奥行方向Dの1/2以上の水平構面を確保する
・吹き抜けや階段など、水平構面の欠損(穴) になる部分の大きさを「建物全体」で決める場合、
・吹き抜けや階段の幅は、4P以下とする(耐風梁設計必要)
*吹き抜けや階段で外壁に面する部分は耐風梁を考慮し、 以下の大きさとする L/2以下かつ4P以下D/2以下かつ4P以下
・小屋面の水平構面で、火打と垂木上の構造用合板で 水平構面を構成する場合は、小屋束部分に適宜雲筋かいを設ける
水平構面の役割 水平力を耐力壁へと伝達させる
▪ 水平構面と耐力壁線はくっついている必要あり
小屋張り部分 火打ち梁 構造用合板
小屋梁+垂木部分 火打ち梁 構造用合板
登り梁構造用合板
基礎(ベタ)
【絶対ルール】構造区画ごとに基礎区画(スラブ区画) とする→矩形が基本(構造区画を跨いでもOK)
・スラブ(耐圧版)と基礎梁(立上り)で構成する
・スラブは基礎梁で四周囲う
・スラブの四隅には柱を配置する
・基礎梁は両端には柱が必要
・構造区画=基礎区画(スラブ区画)
・スラブ(耐圧版)と基礎梁(立上り)で構成する
・スラブは基礎梁で四周囲う
・スラブの四隅には柱を配置する
・基礎梁は両端には柱が必要
・スラブ区画は6頂点までは許容(6頂点全てに柱を配置する)
補足説明資料
1平方メートルにつき20キロニュートン未満の場合に あっては基礎ぐいを用いた構造
30キロニュートン未満の場合にあっては、 べた基礎
30キロニュートン以上の場合にあっては 布基礎
スケルトンインフィル 構造区画ごとに構成
・構造区画は「小さなスケルトンインフィル」と考える
・構造区画内には、 耐力壁、軸力を受ける柱を設けない
・基礎区画(スラブ区画)が明確
・人通口補強の地中梁が少ない
チェック
直下率
・直下率とは、上下階の柱、壁の揃っている割合のこと
・柱直下率:50%以上(上下階が揃う外壁通りを除く内部直下率)
・壁直下率:60%以上(上下階が揃う外壁通りを除く内部直下率)
・スケルトン・インフィル柱の調整手順を行うことで、直下率は必然的に良くなる
*構造区画柱直下率は100%となる
垂直材の検討項目
横架材の検討項目
フローティング トピック